2023年に向けてのアップデート

2022年9月29日

ステージ3が進行し、2022シーズンも終盤に入りました。

今夏、来年度の「レインボーシックス」Eスポーツについて計画を進めているとお知らせしたところ、当然の事ながらパートナーや参加チーム、コミュニティの皆様から様々なご意見や議論を呼びました。

2023シーズンに向けて「レインボーシックス」eスポーツのシステム構成を再検討いたします。

システムの再構築は簡単なプロセスではなく、システム全体や各ステークホルダーへの影響も考えなくてはなりません。そのため、2022シーズンを進行するとともに地域リーグ導入後に行われたプログラムを見返し、効果的な施策や改善点について検討を進めておりました。「レインボーシックス」Eスポーツをより良いものに作り上げるために必要なビジョンや、それを成し遂げるための理念を改めて定めることもその一部です。そうすることにより、すべての懸念点を一つ一つ洗い出し検討しました。Eスポーツシステムの全体を俯瞰して、パートナーや参加チームと協議を行い、「レインボーシックス」Eスポーツの次章に向けたシステムの見直しを決定しました。

詳細は12月の前半に発表する予定です。

プロまでの道のり: 2022シーズン

2023シーズンについての詳細は追って発表しますが、プロ選手への道のりについてたくさんのご質問を頂いていたため、この機会に少しお伝えいたします。

「レインボーシックス」のEスポーツシステムは、国内のコミュニティ大会から世界的な国際大会まで、選手が様々な競技レベルの大会に挑戦できるよう設計されています。そのビジョンの一環として、今後活躍していく才能のある若手やアマチュアチームが最高レベルの大会で戦えるよう、育成に貢献することを優先事項として考えています。これは競技シーンの長期的な持続のために欠かせないことです。「プロ選手への道のり」について様々な考え方が業界内では存在していますが、アマチュアチームがプロチームと競い合える機会を増やすために、他のプログラムと共にその過程を見直すことにしました。2023年からは、地域リーグでの入替戦のシステムを再検討し、国際大会へ参加できる機会を増やす方向で調整を進めています。LATAM地域でも発表があった通り、2022シーズンから2023シーズンでは、入替戦という形式での昇格・降格は廃止となりました。代わりにEU、NA、LATAM、APAC(※1)全地域で本来入替戦への権利を獲得するチームには来年の国際大会に向けた予選で大きなアドバンテージを付与する予定です。

詳しいアップデートについては改めてお知らせいたします。

※1 これらのチームはEU Challenger Leagueの優勝チームおよび準優勝チーム、NA Challenger Leagueの優勝チーム、LATAM B Divisionの優勝チーム、そしてJapan League、Korean Open、 Oceanic nationals、South Asia nationals、Southeast Asia championshipのそれぞれの優勝チームおよび準優勝チームです。

2022年11月の移籍期間について

2023年の変更に伴い、競技シーンに関わる皆様が契約交渉やビジネスの判断を行う際に必要な事前情報をお伝えします。11月21日~12月4日に予定されていた第3回目のシーズン移籍期間を12月10日~1月5日に移動します。

2023シーズンへの移行準備として、今回の移籍期間は27日間に延長され、移籍は二つのカテゴリーに分類されます:

  • 通常移籍:

グローバルルールブックに従い、Six Invitationalの地域予選やSix Invitational 2023を含む2022シーズン中に新たに2名の選手と、コーチの登録が可能です。

  • 2023シーズンのロースター事前登録:

2023シーズンの準備として、各チームは7名の選手およびコーチを事前登録することができ、Six Invitational 2023開催後の2023年のオフシーズン移籍期間でチームとして正式に登録を行います。事前登録の詳細については、12月の移籍期間が始まる前に参加チームや選手にお知らせします。

来年の2023シーズンに向けて準備を進めている最中、皆様のご理解に感謝申し上げます。12月に改めてお知らせできることを楽しみにしております。進行中の2022シーズンもまだまだ見どころがたくさんありますので、近日開催予定のSix Majorと今シーズンを飾るSix Invitationalに向けて張り切ってまいりましょう!


レインボーシックス Eスポーツチーム