Rocksmithの参考書：臨時記号

Cメジャーでの演奏は、標準的なギター チューニングなら難しくない。1つか2つのコードを除くすべてのコードがオープンコードの形で使用可能だし、Cメジャースケールも開放弦で奏でられる。キーボードでは、何も調整しなくても白鍵だけですべてのノートを奏でることができる。シャープ、フラット、ナチュラルのような臨時記号は、新しいノートに届くよう手を動かすことを強いるため、この図式を複雑にしているように感じられるかもしれない。臨時記号はどのような働きを果たすのだろうか？ そして、これらはどうやって奏でればいいのだろうか？

まず、標準的な楽譜を読む際の経験則がいくつかある。ノートに臨時記号がある場合、特に記載がない限りは、小節の最後までそのノートに影響を及ぼす。同様に、調号における臨時記号は、曲全体でそのノートが繰り返されるたびに適用される。毎回、臨時記号を記入する必要はない。特に記載がない限りは、臨時記号があるものとして扱う必要がある。それでは、臨時記号の話をしよう。

シャープ（ハッシュタグのような形の臨時記号）は、ノートを1半音上げる。指板上では、ノートをギターの胴体側へ1フレット動かすことを意味する。キーボード楽器では、ノートを1つ右の黒鍵または白鍵へ動かす。

フラット（小文字のbのような形の臨時記号）はノートを1半音下げる。ギターの場合をノートをヘッドストック側へ1フレット動かし、キーボードでは1つ左へ動かす。

ナチュラル（歪んだ四角形のような形の臨時記号）は、それより前に記入されたシャープやフラットを打ち消す。あるスコア内の臨時記号を打ち消すこともできるし、調号の臨時記号を元に戻すこともできる。いずれの場合もやることは同じで、楽器上でのノートの位置をシャープやフラットがない場合の位置に戻す。

臨時記号がある場合、フレットは行わない。というより、どちら側にノートを動かし調整する必要があるかを覚えておくだけでいい。練習すれば、どんなキーの臨時記号でも難なくこなせるようになるはずだ。臨時記号に注意を払えば指板の知識が劇的に改善されるし、あらゆるキーの演奏技能が上達するだろう。（※各リンクから外部の英語ウェブサイトに移動します。）

Margaret Jonesは、カリフォルニア州オークランドに住むマルチプレイヤー、ソングライター、音楽教師。自身の作詞作曲プロジェクトM Jones and the Meleeなど、複数のローカル バンドでギターを演奏している。また、カリフォルニア大学バークレー校で音楽史の博士号を取得しており、サンフランシスコ音楽院で教鞭を取っている。

「High-resolution photo of a guitar」（著作者：pxhere）はCC0 1.0ライセンスのもと使用を許可されています。

「Musical Symbols」（著作者：FreeVector.com）はCC BY-SA 4.0ライセンスのもと使用を許可されています。

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