[R6S] Y5S2.3 Designer's Notes

2020723

Y5S2.3 デザイナーズノート

今回の最新デザイナーズノートでは、2.3パッチで導入されるバランス変更についてさらに詳しく紹介し、変更の実施理由について解説します。また、Y5S2 デザイナーズノートで紹介した変更内容と、それが一部のプレイヤーに与えた影響を振り返ります。

バランス配置とBAN率上位オペレーター

勝利デルタ対プレゼンス

[R6S] Y5S2.1 Matrix Attackers

[R6S] Y5S2.1 Matrix Defenders

プレゼンスは、オペレーターの人気を測るための指標です。Pck & Banの導入結果を検証するために採用されています。

プレゼンスは、オペレーターがBanを受けていない際のPick率を指します。 ここに表示されている勝利デルタは、各爆弾エリアのオペレーターの勝利デルタをもとに集計されたものです。

オペレーターBan率

[R6S] Y5S2.1 Operator Bans Attackers

[R6S] Y5S2.1 Operator Bans Defenders

オペレーターのバランス調整

Fuze

  • クラスターチャージの使用可能数が3から4に増加。

対象プレイヤー層:カジュアルおよびトップランク。

開発チームでは、Fuzeのプレゼンスと利便性を高めるための手段をいくつか検討しています。彼の総合的なパフォーマンスを調査したところ、彼のチャージ使用数がきわめて少ないことが分かりました(ラウンド平均2個未満)。

私たちは、Fuze使いのプレイヤーがここぞという場面でチャージを使うために、展開を渋ることがあるのではないかと考えています。そこで、もっと積極的にクラスターチャージを使ってもらうために、携行数を増やすことになりました。

Fuzeは、チャージ内に装填された弾薬数を考慮すれば、爆弾エリアに展開された防弾ガジェットの破壊効率がきわめて優れているため、WamaiやJägerがいても効率的に防衛側のガジェットを破壊することができます。

Gridlock

  • トラックススティンガーの全体展開速度を13秒から9秒に短縮。
  • スティンガーの個々の展開速度を0.7秒から0.45秒に短縮。
  • トラックススティンガーの展開開始前に、わずかな(0.45秒の)間を追加。

対象プレイヤー層:カジュアルおよびトップランク。

展開速度を速めることによって、グリッドロックのガジェットの利便性向上を図ります。この変更によって、彼女のプレゼンスや勝利デルタに大きな影響が及ぶことはないでしょう。

当初は展開速度をさらに速めることも検討していましたが、フィードバックを募ったところ、防衛側の効果的な対抗が非常に難しくなることが危惧されたため、もっと合理的な妥協点を探すことになりました。

今後もこの変更が及ぼす効果に注目して、彼女の全体的なプレイスタイルに支障が及ばないかを検討して参ります。

Oryx

  • レマダッシュで非補強壁を突破しても、ダッシュチャージの減少なし。
  • ダッシュチャージの回復時間が8秒から12秒に増加。
  • ダッシュ後の復帰所要時間を、非補強壁突破時の1秒と敵衝突時の0.7秒から、0.5秒に統一。

対象プレイヤー層:カジュアルおよびトップランク。

Oryxは予想外に低いプレゼンスを示したため、今回のアップデートでは彼の機動力を向上させることで、生存率を上げながら、人気とプレイの面白さを高めることを目指しました。

Oryxのローマーとしての実力を高めることを目標にしながら、アビリティの使い勝手を高めるための方法を検討しています。

また、レマダッシュの復帰所要時間を統一したことで、アビリティへの理解が深まり、使用能率が高まるでしょう。

バランス調整の結果検証

Y5S2 デザイナーズノートでご紹介した変更点のなかには、一部のオペレーターに大きな影響を及ぼしたものがありました。

こうした情報を、データアナリストの分析によって、Y5S2パッチで得られた重要な教訓とともにお伝えすることができます。

Y5S2.1パッチの配信後に変化しているデータもありますが、過去の変更点がもたらした影響のあらましはご案内できるでしょう。

Amaru

今シーズンのAmaruの仕様変更によって、プレゼンスと勝利デルタの両面で大幅な改善が見られました。

トップ層と一般層の両方で、ガラフック使用後のAmaruのキルデス比に大幅な改善が見られ、トップランクプレイヤーでは0.45から0.90に、カジュアルプレイヤーでは0.45から0.96に変化しています。ガラフックは、バリケードが張られた窓にも非常に多くの場面で使用されるようになりました(トップ層、カジュアル層ともに使用率が38%から60%に向上)。

これによって、Amaruの使い勝手はしっかりと向上しています。トッププレイヤーのPick率は4%から10%に上昇し、攻撃オペレーターのPick率でトップ15に入りました。また、勝利デルタは0.2%から1.5%に上昇しています。カジュアルプレイヤーの間では、Pick率が5%から11%に、勝利デルタが0.8%から1.7%に向上しています。

Y5S2.1の速報: Amaruのトップ層のPick率は10%を維持しており、勝利デルタも0.7%と良好な値を示しています。

[R6S] Y5S2.3 Designer's Notes Garra Hook

上のグラフは、ガラフックの使用状況を分析したものです。「Fight%」(交戦率)は、ガジェットの使用後5秒以内にAmaruが防衛側との戦闘を開始した状況を表します。

Oryx

新しく追加されたアングルグリップは、Oryx使いにとって有力な選択肢となりましたが、コミュニティの間で完全に受け入れられるには至っていないようです。バーティカルグリップは依然として、59%の確率で使用されています。現在のシーズンでは、Oryxの勝率がわずかに高まっており、ラウンド当たりのキル数も7%増加したうえに、キルデス比はなんと1.0を超えました!

皆様には、レマダッシュの時間短縮に好感を持っていただけたようです。ラウンドあたりのウォールダッシュ実行数は、いずれのプレイヤー層においても大幅に増加(トップランクは+16%、カジュアルは+26%)しています。また、レマダッシュが使用されなかったラウンド数が減少したことも明るい材料です。これはトップランクとカジュアルの双方で確認され、一般プレイヤーがダッシュをしなかったラウンドはY5S2.0で22.5%から17.2%に減少しています。

これらの変更を受けて、Oryxの勝利デルタには堅調な増加が見られましたが、カジュアルは-2.3%から-2.0%、トップランクでは-3.8%から-3.0%という結果に留まっているため、もう少し調整が必要でしょう。Pick率はどちらの層でも4%と、低い値に留まっています。

Y5S2.1の速報:Oryxは勝利デルタが改善して、トップレベルでは-3.0%が-0.2%に伸びましたが、今シーズンの彼のデルタの値は比較的低くなったため、今後も検証を続けます。

Echo

混乱の効果変更を受けて、トップランクとカジュアル双方のEcho使いの間では、混乱した標的のキル率が減少しています。トップランクプレイヤーの間では、YOKAIドローンで混乱状態に陥れた際のキル率が0.478%から0.400%に下がり、カジュアルプレイヤーでも0.464%が0.401%になりました。

トップレベルのEcho使いの間では、勝利デルタが0.4%から0.9%へと堅調に増加した一方で、カジュアル層の間ではPick率と勝利デルタが横ばいの動きを見せました。EchoのBan率はトップランクで68%から38%へ、カジュアルでは59%から37%へと大幅に下降しています。Melusiの追加が、EchoのBan率を直撃したのかもしれません。

Y5S2.1の最新情報:Echoは勝利デルタが減少し、トッププレイヤーの間では0.9%から-0.2%に低下しており、Y5S2と比べるとプレゼンスもわずかに減少しています。

Kali

Kaliのランスの仕様変更によって、ラウンドあたりのランス破壊数がトッププレイヤーでは13%、カジュアル層では10%の落ち込みを見せています。起爆時間の短縮によって、防衛側の対抗がやや難しくなっているようですが、極端な変化ではないようです。

ランスの起爆成功率が高まったため、ラウンドあたりのガジェット破壊数も最大で10%程度の伸びを記録しています。ランスの使用頻度も以前のパッチよりわずかに上昇しており、双方のレベルで7%の増加を記録しています。

CSRX 300の反動抑制は、(後続射撃は1発目よりも大幅に威力が低下するにもかかわらず、)わずかに明るい材料となったようです。

CSRXを使用したラウンドあたりのキル数は、SPSMG9の追加を受けて減少しています。

Y5S1.2では、トップレベルにおけるKaliのキルの35%がC75 Autoによるものでした(残り65%はCSRX 300を使用)。Y5S2.0では、どちらのレベルでもKaliのキルの49%をSPSMG9が占めています。こうした変化を受けて、KaliのPick率は小幅ながらも確かな伸びを見せ、トップランクでは3%から7%に、カジュアルでは8%から11%に上昇しています。

彼女の勝利デルタはトッププレイヤーの間で-2.0%から-1.6%へと微増しましたが、一般層の間では変化が起きず-1.9%に留まっています

Y5S2.1の最新情報:Kaliの勝利デルタは-1.6%から-0.6%へとY5S2よりも向上しており、プレゼンスは8%で大きな変化は見られません。


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